◎一般的な住宅の出来るまでの流れを紹介いたします。
・Conceptの提案例
各居室をなるべく広く確保し、それぞれが使い方を限定しないようにする。すべてが将来に備えて可変可能となるようにした。
1階は土間スペースと上足スペースで2階はスキップフロアでレベル差を設けることで視覚に変化をもたらし、気積を最大限有効に活用した。
各居室を平面的、断面的に緩やかに繋げることにより、ワンルームに近い家とした。
〇基本計画・基本設計 (約3ヶ月)
簡単な平面図・立面図・断面図から提案は始まります。模型やCGを使ってイメージを
膨らまして形を練り上げます。
・図面による検討
・模型による検討
・CGによる検討
〇実施設計(約3ヶ月)
基本設計によって建物の平面、断面、立面の検討が終了し、模型やCGによって空間のイメージが共有できた時点で
実際に工事ができるように図面を描いて行きます。
この時点で構造計算も行います。
建築図面、電気設備図面、機械設備図面 と合わせて50枚程度になります。
図面の一部を紹介します。
〇確認申請・建設業者選定・見積り調整(約2ヶ月)
〇工事期間(約6ヶ月)
〇竣工
設計で約半年程度、施工で約半年程度、準備期間を入れると一年以上の時間を費やします。クライアント様にとっても大変根気の要る作業です。住宅メーカーに依頼すればこのような面倒な作業は必用無く、車を購入する感覚で家も購入出来ます。
しかし住宅を建てる事は人生において一大プロジェクトです。自分のライフスタイル、将来の姿、子供や孫の事、そしてマネーバランスについてもじっくり考える時間が必要だと感じています。それは一年間の時間を掛けても足りないと感じるのではないでしょうか。一緒に考え造り上げて行く作業は楽しいものです。
そうはいっても仕事に家事に忙しくてそんなに時間は掛けられないのが実情だと思います。そんな時こそ設計事務所の力量が問われるのです。雑談や将来の夢や趣味などを気軽に話して頂き、こちらでそれぞれ違う個性を形にしてご提案いたします。専門的な知識は必要ありません。良いか悪いかだけ判断して頂ければ良いのです。
設計事務所は敷居が高いと言われます。住宅メーカーも良いかも知れません。人生の一大プロジェクトである家造りです。設計事務所を選択肢に入れてみては如何でしょうか。
[fblike]